この記事で解決できるお悩み

不動産営業がブラックって本当?

歩合制で給料はいいけどハードワークじゃないの?
不動産営業への就職・転職を考えている方の中には、このように考えている方も多いでしょう。
不動産営業は、厳しい労働環境と高収入の可能性が共存する職業です。
不動産営業は、厳しいノルマや長時間労働などがある一方で、高収入や早期昇進の可能性、専門知識の習得など魅力的な点も多くあります。
この記事では、不動産営業歴12年のあきらが、ブラックと言われる不動産営業の実態を紹介します。

また、ブラックではない不動産会社を選ぶコツも紹介するので、不動産営業の労働環境やブラック度合いを知りたい方は、最後まで読んで参考にしてください。
WEBライターあきらについて

不動産営業として12年間働いていました。
筆者の紹介
- 約1500名の顧客と商談
- 不動産会社の採用担当も歴任
- 売買仲介、賃貸仲介、売却提案、賃貸マンション管理を経験
- 宅地建物取引士
- 賃貸不動産経営管理士
- 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
不動産営業経験者が語る不動産営業のブラックな実態13選
不動産営業は高収入が得られる魅力的な職業ですが、厳しい労働環境があるのも事実です。
ここでは、不動産営業歴12年の中で知った13のブラックな実態を紹介します。
ノルマが厳しい
不動産営業はノルマが厳しく、中には達成が難しいケースもあります。
月単位で設定される契約件数や売上目標は、高額商品を扱う不動産業界の特性上、簡単には達成できません。
たとえば、不動産営業は月に数件の契約を取ることが求められますが、顧客の慎重な検討で成約までに時間がかかることも珍しくありません。

ノルマ未達成の場合、上司からの厳しい叱責を受けることもあります。このようなプレッシャーが、営業担当者に大きなストレスを与える原因となっています。
古い体質が残った業界である
不動産会社の中には、昭和時代の価値観が色濃く残っている企業も少なくありません。
年功序列や男女の役割分担、体育会系の雰囲気など、時代にそぐわない古い体質が根強く残っているところもあります。

たとえば、上下関係が厳しく、デジタル化が遅れて紙ベースでの業務が主流な会社も存在します。
このような古い体質は、若い世代や新しい価値観を持つ人材にとっては働きづらく、業界全体の発展を妨げる要因となっています。
勤務時間・残業時間が長い
不動産営業の勤務時間は非常に長く、残業も多いのが現状です。
パーソル総合研究所の調査によると、不動産業・物品賃貸業は月平均11.54時間のサービス残業があり、全業種中2位となっています。
また、30時間以上の残業をしている割合も31.8%で4位に入っています。

顧客の都合に合わせた対応や、契約締結までにかかる手間が、長時間労働の原因です。
さらに、残業代が支払われないケースも多く、不動産業界では労働環境の改善が急務となっています。
土日も仕事で定休日も休めないことがある
不動産営業は、顧客の都合に合わせて働く必要があるため、土日や祝日が主な稼働日となります。
多くの不動産会社では、火曜日や水曜日が定休日となっています。
中には、月に1日しか休めない会社や、隔週で週休2日という厳しい勤務体系の会社も存在します。

このような勤務形態がワークライフバランスを崩す原因となっています。
また、休日でも顧客からの連絡に対応する必要があり、完全にオフの時間を確保することが難しい状況でもあります。
パワハラまがいの上司がいる
不動産業界では、パワハラまがいの行為を行う上司の存在が問題となっています。
厳しいノルマや古い体質が残る環境下で、部下への過度な叱責や精神的プレッシャーをかける上司が少なくありません。

たとえば、チーム全員の前で業績の悪さを指摘されたり、休日でも仕事の連絡が来たりすることもしばしばあります。
このようなパワハラ行為が離職率の上昇や業務効率の低下を招いています。
また、パワハラ対策が不十分な企業も多く、問題が解決されにくい状況が続いています。
歩合制で給料が低いときがある
不動産営業の給与体系は、多くの企業で歩合制を採用しています。

歩合制とは、契約件数や売上に応じて報酬が変動するシステムです。
しかし、歩合制は契約が取れない月は極端に収入が減るので、生活が成り立たないこともあります。
契約が取れない不動産営業は金銭的負担が大きいのも、ブラックと呼ばれる理由です。
さらに、ノルマがあるにもかかわらず歩合給がなく固定給だけの企業も存在します。
顧客からのクレーム対応がきつい
不動産営業は顧客からのクレーム対応が非常に多く、精神的な負担が大きい仕事です。
住宅という生活に直結する高額商品を扱うため、顧客の要求や不満が多く、ときに理不尽なものもあります。

たとえば、物件の建築不備や騒音問題など、営業担当者の責任範囲外の問題でもクレームを受けることがあります。
また、休日や深夜でも顧客からの連絡に対応しなければならず、常にストレスにさらされている人が多いのです。
外回りがきつい
不動産営業の外回りは、身体的にも精神的にきつい業務です。
外回りの飛び込み営業では、一軒一軒訪問し、多くの断りや時には罵倒を受けることもあります。
「出ていけ」「詐欺師」といった言葉を浴びせられることも珍しくありません。

炎天下や厳寒期の外回りは体力的な負担も大きく、長時間の歩行や立ち仕事による疲労がもあります。
さらに、成果が出ないと上司から厳しく叱責されるプレッシャーも常にあり、このような過酷な環境下での外回りは、不動産営業の大きなストレス要因となっています。
テレアポ営業をする企業もある
一部の不動産企業では、テレアポ営業が主要な営業手法として取り入れられており、この営業方法が営業担当者にとって大きな精神的負担となっているケースもあります。
見ず知らずの相手からの電話は、多くの人が不快感を示すので、罵倒や暴言を浴びせることも少なくありません。
さらに、無言で電話を切られるなど、冷たい対応を受けることも日常茶飯事です。

このような反応が続くと、営業担当者のモチベーション維持が難しくなります。
テレアポ営業は効率的な顧客開拓手段ではありますが、従業員のストレスと引き換えに行われているのが現状です。
質が悪い顧客を対応することがある
不動産営業として働いていると、ときに対応が難しい顧客に遭遇することがあります。

たとえば、横柄な態度を取る顧客や必要以上にクレームを入れてくる顧客などです。
これらの質の悪い顧客への対応は、営業担当者がストレスを抱える大きな理由となります。
中には法的問題に発展するリスクもあり、質の悪い顧客への対応がブラックと言われるのです。
契約を取るためには専門知識が必要である
不動産営業で成功するためには、豊富な専門知識が必要です。
特に戸建てやマンションの販売では、顧客からの詳細な質問に適切に答える能力が求められます。
たとえば、建築基準法や税金、住宅ローンなどの幅広い知識が必要です。

さらに、不動産市場の動向や地域の特性など、常に最新の情報を把握し続ける必要があります。
このように、専門知識の習得には業務外での学習時間を確保しなければなならないため、営業担当者にとって大きな負担となります。
平均年収が低い
不動産業界の平均年収は、一般的な印象とは異なり、実際にはあまり高くありません。
国税庁の調査によると、不動産業の平均年収は約424万4,000円で、全業種平均の387万3,000円をわずかに上回る程度です。
参考:国税庁「民間給与実態統計調査」
高額な取引を扱う割には、安定した高収入が得られるわけではありません。

確かに、一部の優秀な営業マンは高収入を得ていますが、それは例外的なケースです。多くの事務職や経験の浅い営業担当者の年収は低く抑えられています。
この背景には、歩合制という給与体系や不安定な不動産市場の影響もあります。
取引先企業からパワハラを受けることもある
不動産業界では、取引先企業からパワハラを受けることもあります。

ある不動産営業マンは、取引先の買取業者の社長から酒の席で暴力を受けて、翌日腕が上がらないほどの青痣ができたという体験をしています。
昔に比べてパワハラは減りましたが、業界内で依然として体育会系的な根性主義や、パワハラに対する認識の低さが残っていることを示しています。
不動産業界では、取引関係を維持するために我慢を強いられることも多く、被害者が声を上げにくい状況にあります。
不動産営業がブラックではない企業に転職する5つのコツ
不動産業界にはブラック企業が多くありますが、適切な方法で情報収集と分析を行えば、働きやすい環境の企業を見つけることができます。
ここからは、ブラックではない不動産会社に転職するための5つのコツを紹介します。
インターネットで口コミを調べる
インターネット上の口コミは、企業の実態を知る上で大切な情報源です。
OpenWorkや転職会議などの口コミサイトでは、実際に働いている従業員の声を確認できます。

ただし、口コミの内容を鵜呑みにしてはいけません。たとえば、極端に良い評価や悪い評価が多い場合は注意が必要です。
さらに、企業名で検索し、過去のトラブルや問題の有無も確認しましょう。
これらの情報を確認することで、より正確な企業像が把握できるでしょう。
企業のSNSを見る
不動産会社選びをする際は、企業のSNSアカウントもチェックしましょう。
企業のSNSは、その会社の雰囲気や文化を知る上で重要な要素です。

特にInstagramやTikTokでは、社員の日常や職場の様子を直接見ることができます。
SNSの更新頻度や内容の質、従業員の表情などにも注目してください。
たとえば、社員が生き生きと働く様子や、チームワークの良さが伝わる投稿が多い企業は、働きやすい環境である可能性が高いでしょう。
ただし、SNSは企業の広報ツールでもあるため、実態との乖離にも注意が必要です。
離職率の低い業種を選ぶ
不動産業界の中でも、離職率の低い業種を選ぶことで、ブラック企業を避ける確率が高まります。

たとえば、大手不動産会社の総合デベロッパーは法人顧客を主な対象としているので、比較的離職率が低いと言われています。土日祝日が休みで福利厚生も充実していることが多いです。
一方、個人向けのマンションや住宅の営業職は高いノルマが設定されやすく、離職率が高い傾向にあります。
業種選びの際は、これらの特徴を考慮し、自分に合った環境を探すようにしましょう。
面接で直接質問する
面接は、求人サイトや企業のウェブサイトだけでは分からない情報を直接聞き出すことができるため、企業の実態を知る絶好の機会です。

たとえば、具体的な残業時間、有給休暇の取得率、育児・介護支援制度の利用状況などを質問すると良いでしょう。また、社員の平均勤続年数や離職率、キャリアアップの機会についても尋ねることで、その企業の労働環境や成長機会を把握できます。
質問の仕方には注意が必要ですが、誠実に答えてくれる企業は、従業員を大切にしている可能性が高いです。
面接官の態度や雰囲気からも企業文化を感じ取ることができるため、これらのやりとりを通じて、その企業が自分に合っているかを判断しましょう。
転職エージェントを利用する
転職エージェントを利用すると、ブラックではない不動産会社が見つかりやすいです。
特に不動産業界に特化したエージェントは、業界の特性や各企業の内情に精通しています。

不動産業界に特化した転職エージェントは、公開されていない求人情報や、企業の実態に関する詳細な情報を持っていることが多いです。たとえば、企業の成長性や社内の雰囲気、実際の労働条件などの情報を提供してくれる可能性があります。
転職エージェントは求職者のスキルや希望に合った企業を推薦してくれるため、効率的に質の良い企業を見つけられます。
ただし、転職エージェントを利用する際は、複数のエージェントを利用し情報を比較検討することをお勧めします。
不動産営業は本当にブラックなのか?データで確認
不動産業界は一般的にブラックな業界というイメージが強いですが、実際のデータを見ると必ずしもそうとは言えません。
ここでは、離職率のデータや業種別の実態を紹介します。
実は離職率は高くない
不動産業界の離職率は、一般的な認識とは異なり、比較的低い水準にあります。
厚生労働省の「令和5年雇用動向調査結果の概要」によると、不動産業の離職率は16.3%となっています。これは、宿泊業・飲食サービス業(26.6%)、その他サービス業(23.1%)、生活関連サービス業・娯楽業(28.1%)などの他業種と比較して低い数値です。

この数字を見れば、不動産業界全体が必ずしもブラックではないことがわかります。むしろ、他のサービス業と比べると従業員の定着率が高いと言えるでしょう。
ただし、この数字だけで業界の実態を判断してはいけません。
業界内にはさまざまな職種や企業規模があり、それぞれの労働環境や条件は大きく異なるため、慎重な企業選びが必要です。
業種ごとに違う実態
不動産業界の中でも、業種や職種によって労働環境や離職率は大きく異なります。
特に注目すべきは、マンションや住宅の営業販売職と総合デベロッパーの違いです。
マンションや住宅の営業販売職は、一般的に離職率が高い傾向にあり、これは高い営業ノルマや成果主義の給与体系が主な要因です。
しかし、高額商品を扱うやりがいや、成功すると高収入が得られるという魅力もあります。

一方で、大手不動産会社の総合デベロッパーは比較的離職率が低いとされています。総合デベロッパーは福利厚生が充実していて、土日祝日休みで法人顧客を担当するなど、労働環境が安定しているためです。
また、大手企業と中小企業では労働環境に差があり、一般的に大手企業の方が福利厚生や労働条件が整っているため離職率が低い傾向にあります。事務職も営業成績に左右されにくいため、比較的安定した職種と言えるでしょう。
このように、不動産業界の実態は一様ではなく、業種や職種、企業規模によって異なります。
就職や転職を考える際は、業界全体のイメージだけでなく、具体的な職種や企業の特徴を詳しく調べましょう。
ブラックでも不動産営業で働くメリット6選
不動産営業は厳しい労働環境ではありますが、その一方で魅力的な点も多くあります。
ここでは、ブラックと言われる環境でも得られる6つのメリットを紹介します。
成果を上げれば高年収を狙える
不動産営業の最大の魅力は、成果次第で高収入が得られる点です。
多くの企業が採用する歩合制給与システムにより、契約数や売上に応じて収入が大きく変動します。

たとえば、高額物件を扱う営業職では、1件の契約で数十万円の歩合給を得られることもあります。実力次第では20代で年収1000万円を超えることも可能です。
ただし、歩合給の割合は企業や職種によって異なるため、入社前に詳細を確認しましょう。
若いうちに出世できる
不動産業界は実力主義の傾向が強く、若くても実績を上げれば早期の出世が可能です。
特に大手企業では、新規店舗の出店時にマネジメント職に就ける可能性もあります。
たとえば、20代で課長クラスになり、部下の教育や店舗運営を任されるケースも珍しくありません。

若いうちのマネジメント経験は、営業スキルだけでなく、リーダーシップやマネジメント能力の向上が期待できます。さらに、若くして責任ある立場に就くことで、社会的信用も高まり、将来のキャリアアップにつながるでしょう。
メンタルが強くなる
不動産営業は、高いストレス耐性が必要な職業です。
顧客からの厳しい要求、上司からのプレッシャー、そして厳しいノルマなど、あらゆる困難に直面します。
特に不動産売買では、1件の契約を逃すと売上がゼロになるという緊張感の中で働くことになります。

しかし、これらの経験を乗り越えることで、強靭なメンタルが養われます。たとえば、予期せぬトラブルにも冷静に対応できる能力や、高いプレッシャー下でも冷静に判断する力が身につきます。
このような精神的な強さは、不動産業界だけでなく、人生のあらゆる場面で役立つ貴重な力となるでしょう。
専門知識が身につく
不動産営業の仕事は多岐にわたる分野の知識が必要とされるため、不動産に関する法律や建築、金融や税金など、幅広い専門知識を習得できます。

これらの知識は、単に仕事のためだけでなく、個人の資産形成や将来のキャリア選択にも活かせます。
さらに、顧客との対話を通じてコミュニケーション能力も磨かれます。
これらのスキルと知識は、不動産業界以外でも高く評価され、将来的なキャリアアップの際にも強みとなるでしょう。
平日休みが快適になる
不動産営業の多くは土日出勤が基本ですが、その代わり平日に休めます。
平日が休みであれば、混雑の少ない平日に病院や役所での用事を済ませられたり、人気のテーマパークや観光地を空いている時に楽しめたりします。
また、平日のみ営業している店舗やサービスを利用しやすくなります。

しかし、最近では顧客のニーズに合わせて、土日祝日に休みを取れるよう工夫する企業も増えています。完全な週休二日制ではないものの、不動産業界では柔軟な休日取得が可能になりつつあり、ワークライフバランスの改善が進んでいます。
就職に学歴は関係ない
不動産営業は、学歴よりも実力が重視される職種です。
高卒や専門学校卒でも、優れた営業成績を上げれば高い評価が得られます。

たとえば、大卒でも契約を取れない社員よりも、高卒で多くの契約を獲得する社員の方が重宝されます。
ただし、大手企業の中には大卒以上を募集要件としているケースもあるため、応募前に募集要項をしっかり確認しましょう。
学歴に不安があるという方も、学歴に縛られない不動産業界であれば、高収入を得られるチャンスが広がっています。
やりがいが得られる
不動産営業は、顧客の人生の重要な決断に深く関わる仕事です。
住宅の購入や投資物件の選定など、顧客の大きな決断をサポートすることで、大きな達成感とやりがいが得られます。

たとえば、若い夫婦の初めての家探しを手伝い、理想の住まいを見つけた時の喜びは何物にも代えがたいものです。また、投資家に適切なアドバイスをして、資産形成に貢献できることも魅力です。
さらに、不動産取引を通じて街づくりや地域発展に間接的に関わることができ、社会貢献の実感も得られます。
不動産営業はブラックな面があるがそれ以上に得るものが大きい
この記事では、不動産営業がブラックと呼ばれるリアルな実態や、ブラックではない企業への転職のコツを紹介しました。
不動産営業がブラックと言われるのは、厳しいノルマや長時間労働、不規則な休日や歩合制による収入の不安定さなどが理由として挙げられます。

一方で、成果次第で高収入を得られる可能性や若くして出世できるチャンス、実力主義の評価システムなど、魅力的な点も多くあります。
不動産営業として働き、成功のチャンスを掴みたいという方は、この記事を参考にして転職活動に臨んでみましょう。
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